日経225マイクロリセット付証拠金取引の呼び値に係る数量及び価格の受付制限の設定について
2024年8月7日
2024年9月30日より取引開始予定の日経225マイクロリセット付証拠金取引に関して、取引所株価指数証拠金取引に関する業務規程の特例第23条第6項及び第7項に基づき、基準価格(マーケットメイカーが提示する最優良売呼び値と最優良買呼び値の中間値)から一定幅を超過した非マーケットメイク呼び値及び一定数量を超える非マーケットメイク呼び値の受付を制限する基準を、下記の通り設定致します。
1.呼び値に係る価格受付制限(注文入力可能幅)
対象取引
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高い買指値及び高いトリガー売呼び値の価格の上限
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低い売指値及び低いトリガー買呼び値の価格の下限
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日経225マイクロリセット付 証拠金取引 |
基準価格+1,000.0ポイント |
基準価格-1,000.0ポイント |
2.呼び値に係る数量の受付制限(限度)
対象取引 |
数量の受付制限 |
日経225マイクロリセット付 証拠金取引 |
1回の注文につき2,000枚 |
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「基準価格に対する注文入力可能値幅」は、市場実勢から大幅に乖離する価格での注文を、誤入力防止の観点から制限する仕組みです。
すなわち、注文入力可能値幅を超過する投資家にとって不利な指値注文(高い買指値注文、低い売指値注文)、
トリガー注文(高い売トリガー注文、低い買トリガー注文)は受付けません。逆に、投資家にとって有利な指値注文(低い買指値注文、高い売指値注文)、
トリガー注文(高い買トリガー注文、低い売トリガー注文)は、注文入力可能値幅の制限を受けませんので、発注は受け付けられます。ただし、
取扱会社によっては、不公正取引防止等の観点から、別途制限を設けている可能性もありますので、詳細については、取扱会社にお問合わせください。
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基準価格に対する注文入力可能値幅は、相場の急激な変動等が発生した場合には変更する可能性があります。
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基準価格は必ずしも相場の実勢水準を保証するものではありません。また、注文入力可能値幅による誤入力防止策は、
あくまでも注文入力可能値幅を超過した価格での誤入力のみを防止するもので、全ての誤入力を防止できる制度ではありません。
注文を発注される際は、自己責任の下、発注内容を事前に十分ご確認いただきますよう、お願いいたします。
(本件に関するお問合わせ先)
株式会社 東京金融取引所
市場監視部 市場監視グループ